寒波で試合中止 大谷はRソックス戦へ「しっかり準備」
これもメジャーの洗礼か。
開幕から投打にわたる活躍を見せてきたエンゼルス・大谷翔平(23)。3戦目の先発予定だった15日(日本時間16日)のロイヤルズ戦(カンザスシティー)が、寒波のため中止となったのだ。ソーシア監督は次回の大谷の登板について17日午後7時7分開始予定(同18日午前11時7分)のレッドソックス戦(アナハイム)に先発させると明かした。
敵地カウフマンスタジアムのあるミズーリ州は、この時期では異例の寒波が襲来。16日には季節外れの大雪に見舞われ、一夜明けたこの日も小雪がちらつき、試合開始予定時間には気温マイナス1度を記録した。大谷の登板試合が中止になったのはメジャー初で、ナイターでのマウンドも移籍後初めてとなる。
この日は先発登板に向けて通常通りに調整しながら、試合開始の約30分前に中止が発表された。大谷は球場を引き揚げる際、「きょう(寒い中で)投げたとしても、自分のものになるので、どっちにしろ良い経験になったと思う。(スライド登板は日本で)何度かやってきているので、調整の仕方は今まで通り」と冷静に話した。