いまだ調整途上も…日ハム清宮の打撃練習を先輩選手が評価
できうる限り早く一軍に呼びたいようだ。
13日、日本ハムの栗山監督は清宮幸太郎(18)について「何十打席立って、3割打ってとか関係ない」と言及。14日からの阪神2連戦(鎌ケ谷)ではフル出場も解禁される予定で、早期一軍合流も見えてきた。
その清宮は10日に実戦復帰してからの3試合で、1打点を挙げるも無安打。荒木二軍監督は3タコに終わった11日の西武戦後に「自分のスイングができていない。二軍だからといって、早々に打てるものではない。これは想定内」とコメントしている。実際、詰まり気味の打球が目立ち、打撃はまだまだ調整途上にある。
こんな状態で一軍に行っても打てるわけがない、との向きは少なくないだろうが、一方で「希望」もある。
さる中堅選手は「清宮の打撃練習は新人とは思えない」と証言する。ティー打撃では打球音がひとりだけ違うし、フリー打撃では打球をポンポンとスタンドに放り込む。とくにフリー打撃の最後の1球は、集中して気合を入れて打つため、格段に打球が飛ぶ。先日も、西武ドームの右翼席上段に特大の“アーチ”をブッ放し、スタッフから「エグイ!」と驚嘆の声が上がった。