71年ぶり最速10敗の屈辱 巨人が“接戦に弱い”元凶をOB指摘
「押せ押せの雰囲気の中、最後に3番ゲレーロと4番マギーが凡打で試合終了となったのが、助っ人に依存する今の巨人を象徴しています。特に昨年の本塁打王ゲレーロは得点圏打率が低い(.176)といわれる通り、1死満塁から犠飛も打てずにバットをヘシ折られる始末。接戦の終盤は勝ちパターンのリリーフ投手が投入されるため、ただでさえ攻略は難しい。
そんな時に1点をもぎ取るのがベンチワーク。かつてのV9時代、大事な局面では『1点が欲しいからセカンドゴロで走者を(二塁から三塁へ)進めろ』と主力にも進塁打のサインが出たものです。今のベンチは、足や小技を駆使できず、ここぞの場面で1点を取るオプションや工夫が乏しいように映ります」
上原は斎藤投手総合コーチから、勝ちパターンの救援陣から外れる可能性を伝えられたというが、元凶は他にもあるようだ。