著者のコラム一覧
松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

定期検診赤チェックオヤジども 御年44歳のコロンを見習え

公開日: 更新日:

 テキサス・レンジャーズにバートロ・コロンっていう投手がいる。御年44歳でな。現役最年長で、通算240勝。かつては163キロを出した剛腕で、今でも140キロを投げるんだト。こないだ大谷翔平と対戦して内野ゴロに打ち取った。

  名前の通りコロンと太ったオヤジだ。いかにも陽気なドミニカンって感じで、あだ名が「ビッグ・セクシー」。セクシーかどうかの判断基準はいろいろあって、中南米じゃ陽気な太っちょこそセクシーとする向きもある。まちがってもこの国の次官たらみてえに、「ねえ、手ぇ縛ってもいい?」とか暗がりでくせえ息を吹きかけてにじり寄ったりしないと思う。

 ただまあ、(行ったことないから知らんが)ドミニカの雑貨屋のレジに日がな座ってそうなオヤジだ。いやホント、昔ゃブイブイ言わせたか知らんが、今じゃちょいとコロンだら立ち上がれそうもない、定期健診で要治療のチェックが腎、肝、血管あたりに入ってそうな体形のオヤジだな。

 このコロンオヤジが、アストロズ相手に投げて7回までパーフェクトに抑えた(翔平よりすげえじゃねえか!)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭