使いたくても使えない…日ハム清宮“二軍行き”へ秒読み段階

公開日: 更新日:

 清宮幸太郎(18)はいつまで一軍にいられるのか。

 そもそも去る2日の一軍昇格は、外野か指名打者で起用されていた近藤が右ふくらはぎ痛で抹消されたため。近藤の離脱中にプロ初本塁打やデビュー戦からの連続試合安打記録を作る活躍を見せると、近藤の復帰直前の13日に、今度は同ポジションのアルシアが左太ももの張りで抹消された。

 こうした状況が清宮の一軍起用を後押ししていたものの、ここ最近は安打がなかなか出ず、打率1割台に低迷。20日の楽天戦では一軍昇格後初めてスタメンから外れるなど、プロの壁にぶち当たっている。

 あくまで球団は、清宮に少しでも多くの打席、守備や走塁の機会を与えたい。20日のベンチスタートについては栗山監督が「疲れが出ている。代打での姿を見たかった」と説明したが、こうした「ベンチスタートで代打で1打席のみの出場」のようなベンチを温める時間が長くなる状況は、極力避けたいのだ。

 そうなると、清宮の一軍残留は助っ人・アルシアの存在がポイントになる。アルシアは25日からの西武戦(メットライフ)での一軍復帰も視野に入れているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動