22打席ぶり安打の清宮 ケタ外れのプラス思考は家庭にあり

公開日: 更新日:

「ヒットはうれしいですけど、一打席一打席、打つか打たないかという中でやっているので、あまり気にはしていなかった」

 15日の西武戦で二塁打を放ち、22打席ぶりの安打をマークした清宮幸太郎(18)がこう言った。

 安打が出ない状態が続けば、並の高卒新人なら心が折れても不思議ではない。しかし、清宮は違う。凡退してベンチに戻ると「クソー」と悔しがる一方で、球種の確認はもちろん、投手の特徴を熱心に覚えようとしている。無安打が続いて打席で迷いが生じたこともあったようだが、チーム内の話し合いの中で、「とにかく振ろう。振って投手の球を覚えよう」と方向性を持って試合に臨んだことが久々の安打につながったようだ。

 性格もプラスに影響しているかもしれない。清宮は打てないときも「自分の成長につながると思う」と話すなど、常に発言が前向きだ。

「こうした思考回路は、家族の教育によってつくられたのでしょう」

 こう話すのは、さる球界OBだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭