清宮19打席ヒットなし…大先輩を手本に“二軍から出直し”か
本当にこのままでいいのか。
日本ハムの清宮がこの日は「5番・DH」で出場。1ゴロ、2三振の3タコに終わり、9日のオリックス戦で放ったプロ初本塁打以降、19打席連続無安打となった。
ここまで11試合の清宮の数字は、40打数7安打、1本塁打、1打点、19三振。打率は.175まで下がった。
打数の約半分が三振という打者が中軸にいては投手もかわいそうだが、栗山監督は今月7日に「一回、落とさないといけないとも思っている」と、清宮を二軍で経験を積ませるプランを明かしながら、前日は「本塁打の後はなかなかストライクを投げてくれない。変に結果を出すより確実に前に進んでいる」と評した。
高卒の長距離打者で思い出すのは、あの松井秀喜(現ヤンキースGM特別アドバイザー)だ。1年目のオープン戦は53打数5安打20三振。プロのスピードについていけず開幕は二軍で迎えた。一軍デビューは5月1日のヤクルト戦で「7番・左翼」。その第2打席で右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、プロ初安打、初打点を記録した。