本田に代わりチーム牽引 日本1次リーグMVPは長友で決まり

公開日: 更新日:

 日本はポーランド戦を0―1で落としたが、今大会から導入された警告・退場のフェアプレーポイントでセネガルを上回り、2大会ぶりのベスト16に進出した。

 1次リーグの3試合で一番の存在感を示したのが、DF長友佑都(31=ガラタサライ)だ。

 大会が始まる前のベースキャンプ地のカザンでのこと。主力のMF香川真司は「自分が起用されるのか?」、不安にさいなまれて自信を喪失しているように感じた。MF本田圭佑は自身のパフォーマンスを上げることに手いっぱい。2人とも他の選手を気遣う余裕はない。ムードメーカーのFW岡崎慎司は、右ヒザのケガで最終メンバーに残れるか、微妙な状態だった。

 そこでリーダーシップを発揮したのが長友だ。

 冒頭15分公開の練習では、ランニングしながらチームメートに積極的に話しかけ、練習後のミックスゾーンではサッカー協会の広報がストップをかけるまで記者の質問に丁寧に受け答えした。

 コロンビア戦では、攻撃の切り込み隊長であるFWのJu・クアドラード(ユベントス)に何もさせず、失点はFKによる1点にとどめて4年前の雪辱を見事に果たした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭