POでメジャー初V逃す 畑岡奈紗の課題は4日間のペース配分
米ツアー1年目の昨季は19試合に出場して、11試合の予選落ちと棄権1試合と異国で苦戦を味わった。単身で米ツアーに挑戦したが、賞金ランク140位と低迷してホームシックになり、母親に泣いて国際電話をかけたこともある。しかし、帰国してミヤギテレビ杯に勝つと翌週の日本女子オープンを連覇。「自分がやってきたことは間違っていない」と自信になり再度受けた米QTはトップ通過で、今季は初優勝を含むトップ10入り6回。賞金ランクも今大会賞金29万806ドル(約3200万円)を加算して2位。たった1年で大化けしたのがわかる。
勝利は逃したが「(メジャー制覇は)見えてきたのかなと思う」と手応えをつかんだ。こうなると松山英樹(26)と畑岡のどちらが先にメジャータイトルを手にするか関心が集まる。