復帰2戦目で早くも手応え 大谷が明かしていた“打撃の極意”
結果はともかく、100回打席に入ったら、その時点で100回打てそうな感覚になるのが理想ということ。大谷は「打てそうな感覚になる打席を少しでも増やしていきたい」とも言った。
復帰2試合目にして早くも「ボールの見え方や待ち方が良くなった」のは、打席に入ったときの感覚がそれだけ良くなっているということ。適応力に優れているといわれるゆえんだ。
メジャーでも投打で注目される大谷は、投手より打者としての能力が高いそうだ。日本ハムの栗山監督も大谷のメジャーキャンプを視察したときに「打つ方は心配してない」と言った。
エンゼルスはオフに投手より野手を補強してシーズンに臨んだ。5点取られても6点取って勝つというスタンスだ。
4日現在、チームは首位アストロズから12.5ゲーム離された4位。プレーオフ進出はかなり厳しい状況とはいえ、「打者大谷」に対する首脳陣の期待度はハンパじゃない。医師が打者としての復帰にゴーサインを出してから、わずか5日後に実戦復帰させたのも、それだけ大谷の打者としての能力を高く評価しているからに他ならない。