NPBの複数球団が調査 田沢純一が日本でプレーする可能性

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 日本で投げる姿を見ることはできるのか。日本時間10日にタイガースを解雇された田沢純一(32)のことだ。

 マーリンズで開幕を迎えた今季は、不振のため5月中旬に戦力外に。6月頭にタイガースとマイナー契約を結んだが、3A7試合で0勝1敗、防御率9.39と結果を残すことができなかった。

 そんな田沢を巡って、日本の複数球団が獲得調査に乗り出している。パの球団関係者はこう言う。

「150キロ超のストレートをバンバン投げられたころと比べると、球速はやや落ちているが、メジャー通算21勝89ホールドの実績は十分。今季メジャーでの奪三振率も高い(10. 8)。リリーフ投手としてまだまだ十分に戦力になる。本人に戻ってくる気があるなら、複数球団が獲得に乗り出すだろう」

 田沢は新日本石油ENEOSからドラフト指名を受けずに米球界入りした。日本でプレーするためにはドラフト指名が条件になる上、社会人は海外球団との契約終了から2年間の指名凍結という取り決めをクリアしなければならない。

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