山根会長の“子飼い”…吉森専務理事が逆ギレ会見でドン擁護

公開日: 更新日:

東大卒の弁護士も山根氏の“忠犬”に

 吉森氏は「再興する会」が会見したわずか3時間後、都内で緊急会見。数々の疑惑について釈明し、ドンに勝るとも劣らない特異なキャラクターを見せつけた。

 時折、笑顔を見せながら、女帝の音声について、「彼女は非常にボクシングを愛している。私は辞めてもらいたくないと思っている」とした上で、「(音声は)世間話ですよ。ものすごい批判されるものではない」などと擁護。また、ドンの音声については、「軽率だと思う」と言いながら、辞任後もいまだ山根氏を「会長」と呼び、「子どもみたいなところがあるので、『奈良が勝ってくれるといいな』という願望をウッカリ言っちゃったのではないか」などと、まるで他人事の口ぶりだ。

 加えて、記者から山根氏が全ての肩書を辞するのかと聞かれると、「そこまで確認していない」「会長としての権限がなくなった」などと繰り返した揚げ句、山根氏本人への確認を求める記者に「しつこいですよ!」と逆ギレ。会見の終わりで再度確認を求められると、今度は「ハッハッハッ」と笑って、「会長は憔悴して、なかなか電話取ってくれない」などと言い訳して会見場を去っていった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に