ともに殿堂入り ラモス&加藤久が日本サッカーに緊急提言

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加藤「カリオカが日本サッカーにもたらしたのはパッション(情熱)。日本サッカーに熱き思いを植え付けてくれた」

ラモス「いやいや久ちゃんも情熱があったよ。岡田(武史=元日本代表監督)さんが、『カリオカがいなかったら、日本のサッカーは10年遅れていた』と褒めてくれた。読売クラブを日本一にしたい! 弱い日本代表なんて見たくない! という気持ちで全力でプレーした。一緒に戦った仲間が認めてくれ、殿堂入りを祝ってくれたことがうれしい」

 ――殿堂入り記念プレートを贈呈された瞬間、何を思い出しましたか?

加藤「う~ん(しばらく考え込んで)86年W杯のアジア最終予選で韓国に敗れ、初出場を逃した瞬間でしょうか。10年前にプロ化に踏み切った韓国とはやはり大きな実力差がありました。全精力を傾け、あの時代にできることはすべてやったつもりでしたが……。懸けるものが大きかった分、痛恨の極みでした。負ける運命だったのかもしれませんが、それが日本のプロ化につながりました」

■「後継者を早く見たい。待ってるよ!」(ラモス)

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