ともに殿堂入り ラモス&加藤久が日本サッカーに緊急提言

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 ――ロシアW杯で西野ジャパンが、決勝トーナメントに進んでベスト16入りを果たした。

加藤「あのタイミングでハリルホジッチ前監督が解任され、後を託された西野監督、コーチ、スタッフ、選手が<やるしかない>という気持ちに統一されたことが大きかった。さらには、試合を重ねるごとに世界のテンポに馴染み、試合度胸や駆け引きといった面も良くなった。W杯という大舞台に対する気後れもなくなっていきました」

ラモス「西野監督が短期間でよくチームをまとめてくれた。ポーランド戦(リードされながら時間稼ぎ)など、いろいろ言われたが、トータルで考えると、日本サッカーにとって次世代につながった大会だと思う」

 ――森保ジャパンが始動した。今後はポスト長谷部、ポスト本田の出現が待たれます。

加藤「キャプテンの長谷部は、チームの調和を保つ存在としての役割は大きかった。今後、誰が長谷部の代わりを務めるのか? 抜けた穴は非常に大きいと思います」

ラモス「ゲームメークをしながら試合展開を仕切れる選手が出てきてほしい。ラモス―名波―中村俊……本田はちょっとタイプが違うが、ゲームをコントロールする能力は高かった。いずれにしてもラモスの後継者を早く見たい。待ってるよ!」

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