金農元監督が吐露…吉田輝星には「大学進学を勧めたい」
■「落ちる球」の重要性
――U18は甲子園までの疲労の蓄積もあったとはいえ、国体の常葉大菊川戦では自己最速の152キロをマークしました。甲子園以降の結果を見ても、評価は変わりませんか?
「大きくは変わっていません。本当の実力はどうなのか。実際のところ、プロが見た評価はどうなのか。本当にゴーサインを出せるのか。投球の生命線であるストレートが大事なのは当然です。スライダーにはキレがあるとはいっても、問題は落ちる球ですよね」
――U18の際にはチームメートからチェンジアップを教わり、試合でも投げていました。
「ええ。プロで活躍するためには、チェンジアップやフォークなど落ちる球を習得して、磨きをかけることが大事だと思っています。今後、どんなステップを踏むのがベストなのか。大学に進学することになれば、4年後には即戦力投手としてどうなのか、というところで判断されるわけですから」
プロ志望届の締め切りは11日。進路は近日中に決まる――。