巨人ドラ1吉田から根尾へ “原独裁体制”は就任前から始まる
それだけではない。7日に発表された、川相昌弘二軍監督(54)の今季限りでの退団もおかしな話だ。06年の現役引退後、中日の二軍監督、巨人のヘッドコーチなどを歴任。16年から三軍監督を2年間務め、今季は二軍監督として、4年連続イースタン優勝に導いた。着々と実績を積み上げてきたにもかかわらず、ゴクローさんである。
「一軍は球団ワーストの4年連続V逸。チーム全体が新体制で来季へと臨むことから、二軍首脳陣も新陳代謝を図ることになった、ともっともらしいことが報じられているけど、これも原さんの意向でしょう。昔は良好な関係だったのに、原監督時代の13年から15年までヘッドコーチとしてコンビを組んだ時に折り合いが悪くなった。15年春に原監督がインフルエンザに感染して川相ヘッドが代行で指揮を執ると4勝1敗の好成績。その辺からチーム内で不仲説が流れ始め、夏の終わりに三塁コーチが勝呂内野守備走塁コーチから川相ヘッドに交代となった。勝呂コーチの判断ミスが多かったことはあるにせよ、突然ヘッドが三塁コーチですから。確執が理由でベンチから遠ざけられたとみられています。川相さんはつい先日まで、来季の構想や8日に開幕したフェニックスリーグについて話していた。自分から辞める気はありませんでした」(チーム関係者)