最終日は観客6213人…男子ツアーの魅力低下が止まらない
【ブリヂストンOP】
1打差3位発進の今平周吾(26)が、上がり3連続バーディーを奪うなど66で回り、終盤17番パー3でボギーの川村昌弘(25)を逆転して今季初、ツアー通算2勝目を挙げた。
未勝利で、賞金レース首位に立っていた今平。練習ラウンドで尾崎将司(71=棄権)と回ると、「やっぱり優勝しないで賞金王はないだろう」とハッパをかけられていた。
「あと6戦あって、高額賞金が続くので、あと1勝できれば(賞金王は)近づいてくると思う」(今平)
本大会は1970年に始まり、半世紀近く続く歴史がある。74年大会からは袖ケ浦CCで開催され、関東圏のゴルフファンには交通アクセスがよく、オリジナルキャップがもらえるとあって人気が高い。
ここ20年では池田勇太が優勝した09年大会には4日間2万7761人の観客が詰めかけた。
ところが今年は4日間1万6277人、絶好の観戦日和となった最終日は6213人と少なかった。