今オフポスティング 菊池雄星“レッドソックス入り”が浮上

公開日: 更新日:

 今年2月のキャンプ時に「レッドソックスとの契約を満了したいと考えている」と断言し、「このチームでチャンピオンリングを取りたい」とも話していたプライスは、今ポストシーズン6試合に登板して3勝1敗、防御率3.46と結果を残した。

 第5戦に先発して7回を3安打1失点の好投で世界一を手繰り寄せて悲願のリングを手にした達成感から、地元ボストンメディアの間では今オフ、FAを選択するとの見方が有力だ。

「プライスはポストシーズンを通して安定した働きでした。メジャーではシーズン終盤の仕事ぶりを重視するだけに、WS第5戦の好投だけでも市場価値が高まったはずです。来年の8月に34回目の誕生日を迎え、年齢的なリスクがあるとはいえ、今後数年間は3点台半ばの防御率は見込める。エース級が不在で、資金力のあるレンジャーズ、エンゼルス、オリオールズ、ブルージェイズなどが、今(約142億円)以上の好条件を提示する可能性もあります」(スポーツライター・友成那智氏)

■高校時代からマークし面談も


 仮にプライスが退団すれば、計算できる左腕は奪三振王2回(15、17年)のクリス・セール(29=同27試合で12勝4敗、防御率2.11、237奪三振)ぐらいなものだ。レッドソックスは菊池を花巻東高時代からマークしてきた。菊池が日本かメジャーか進路選択を悩んだ際には、他の7球団とともに本人と面談も行った。西武入団後も、定期的に日本にスカウトを派遣して、視察を続けてきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…