加速する女子プロ「30歳限界説」 来季シード権は平均26歳
「黄金世代は宮里藍を見て育った。同じく、今のジュニアは日本女子オープンを連覇した米ツアーメンバーの畑岡が刺激になっているはずです。この10年でジュニアのレベルはさらに上がり、プロの試合でも優勝争いすることが珍しくないし、高校生でも本気で勝ちにきている。この大会で勝みなみと最終組で回り7位と健闘した高3の上野菜々子(18)も、3日目が終わってトップタイに並ぶと、『ここまできたら優勝したい』とハッキリ言った。10年ぐらい前からシード選手の平均年齢は毎年若くなっている。女子ジュニアには上野のような選手がゾロゾロいるし、大学へ行かずプロを目指している。その傾向は今後も続くでしょう」
シード選手の低年齢化が進めば、衰えるのも早いわけだが、今はベテランが「黄金世代」にはじき出されているようだ。