家庭内でも孤立…貴乃花が妻と弟子にした“正座説教”1時間
「われわれの間でも当時、『貴乃花はよくこの結婚を許したな?』と話題になっていた。実は反対するも何も、婚約は事後報告。母親はともかく、貴乃花は交際の事実すら知らなかったらしい。息子の芸能活動やテレビ出演だって、貴乃花は寝耳に水。いま、息子夫婦は離婚協議中らしいけど、それについても貴乃花は何も聞かされてないのだとか。もうメチャクチャだよ」
しかし、女房や子供に避けられたのは、貴乃花の頑迷な性格が原因だ。
あるテレビ局関係者が言う。
「何がきっかけかは知らないが、貴乃花が景子さんと弟子を一緒に正座させて、1時間も延々と説教をしたことがある。弟子は師匠に逆らえないし、景子さんも『夫がこうなったら何を言っても無駄』と理解している。2人とも、黙って正座したまま、嵐が過ぎ去るのを待っていたそうです。景子さんも『なんであそこまでされなきゃいけないの』と、周囲に散々こぼしていましたよ。そんなことが一度や二度じゃなかったそうだから、家族にソッポを向かれるのも無理はない」
景子夫人は日本各地で年50回も講演を行い、ますます貴乃花から離れていった。貴乃花は「週刊文春」誌上で「貴ノ岩の件で大変だった時に、(景子さんが)講演活動したりだとか、表に出ることが多くなって」とグチっているが、そうさせてしまったのは自身のかたくなな性格でもあるのだ。
貴乃花は9月の退職会見で、「家族に相談はしたのか」という質問に、「私自身の決断」と答えている。味方がいなくなった貴乃花は孤独のまま、職と家庭を失ったのだ。