女子ツアー来季2試合減 小林会長「画期的」強弁の裏の嘘
中止3試合とサロンパス杯は日本テレビや系列局の主催であり、中止により女子プロが手にする賞金2億4000万円が消えた。
小林浩美会長は、「(来季開催の)主催者と放映権が協会に帰属することを確立できたことはゴルフ界にとって画期的な一歩と言える」と自賛したが事実は違う。
「来季36試合から公式競技4大会、特別公認1大会を除いた31試合のうち、20大会は放映権について2020年までの継続審議となっており、中ぶらりんの状態です。小林会長は36試合の主催者と協約書を結んだ、放映権が認められたと会見で胸を張っていましたが、実際は先送りで何も決まっていないのです」(主催者関係者)
では継続審議の20大会の主催者はなぜ協約書を締結したのか。
「主催者の中には放映権についてよくわからない、協会が放送局とうまく話し合ってよ、というスタンスが多い。ただ主催者にとってはプロアマ大会がメインなので、今まで通り開催したい。だけど余計な負担を増やさないで欲しいというところばかりです」(前出・関係者)