メジャー2年目の大谷翔平 DH専念で「40-40」達成の可能性
二刀流が評価されてア・リーグ新人王に選出されたエンゼルス・大谷翔平(24)。18年シーズン終了後に右肘靱帯を修復するトミー・ジョン手術を受けたため、19年は打者に専念する。開幕後も投手としてのリハビリは継続するが、実戦で投げない分、負担は減る。打撃に集中できるため、メジャー2年目は上積みが期待できる。
「復帰する時期にもよりますが、仮に400打席(18年は367打席)に立つとすれば本塁打30本、500打席以上なら40本は見込めると思う。1年目の前半戦こそ、左投手のチェンジアップなど、タイミングを外す球種に苦戦したが、シーズン終盤は引きつけて捉えるなど、対応していた。手術明けのため、球団が無理をさせない可能性があるとはいえ、出場機会が増えるだけに、本塁打を量産するのではないか」(スポーツライター・友成那智氏)
ブラッド・オースマス新監督は「足も印象的。(チームで)一、二を争う速さ」と、機動力にも期待を寄せている。野手大谷は「40―40」(40本塁打、40盗塁)達成まである。