言葉の壁は乗り越えた?菊池雄星の英語力に米メディア驚嘆
マリナーズへの移籍が決まった菊池雄星(27)が3日(日本時間4日)、本拠地T―モバイルパークで入団会見。会見にはジェリー・ディポトGM、スコット・サービス監督、代理人のスコット・ボラス氏が同席した。
背番号「18」のユニホームに袖を通した菊池は「きょうは家族と私にとって、本当に特別な日になった」などと、英語であいさつ。その後も、現地メディアからの質問には、ほとんど英語で応じた。
15歳から目指して大リーグ移籍が実現したことに「まずは自分が持っているものをしっかり出せるように。変えていかなければならないことも出てくると思いますので、そこに早く、うまくアジャストするというのが、ここの舞台で結果を出す上で大切になるのかなと思います」と意気込みを口にした。
3月の日本開幕戦では、イチローとプレーする可能性もあるが「本当に雲の上の存在過ぎて、会うまで信じられない。もし一緒にプレーする機会があれば、必ず一生の財産になると思う」と話した。
米国人記者の質問を通訳が日本語にしたとはいえ、英語で答えたことには「せっかくならば、自分の英語でいつか世界一の舞台に立っている選手たちと話をしてみたいとの思いは高校時代からずっと持っていましたので、少しずつ勉強してきた」と早くから、メジャー移籍に備えてきたと明かした。
菊池は日本人選手が、移籍当初にぶつかる言葉の壁を簡単に乗り越えられそうだ。