巨人・炭谷も?「パ→セ移籍の捕手は苦戦」の不吉データ
「捕手のリーグを越えた移籍にはリスクが伴います。これまで蓄積してきた各球団の打者のデータが使えなくなり、新たにインプットし直さないといけない。これは膨大な作業です。さらにセで捕手が苦しむのは、パより野球が細かいことも大きい。犠打の数もセの方が多いですしね(18年セ=579、パ=538)。パはフルスイングする打者が多く、セはしぶとい、しつこい打者が多い。セはスキをつく野球が浸透しています。パよりセの捕手の方が神経をすり減らすし、それが自身の成績に跳ね返ってくるのではないか」
ただでさえ炭谷は昨季、森の台頭などで47試合しか出場していない。通算打率は・212。大枚をはたいたFA組だけに、原監督も最初は第1捕手として起用するだろうが、過度の期待は禁物である。