エ軍大谷キャンプin 5月復帰案に「もっと早くするつもり」
右肘手術からの復活を目指すエンゼルス・大谷翔平(24)が13日(日本時間14日)、アリゾナ州テンピでキャンプイン。
バッテリー組のキャンプ初日はグラウンドには出ず、室内のトレーニングルームで約30分、リハビリプログラムをこなした。
練習後に会見した大谷は、今月8日に素振りを開始したと明かし「問題なくできている。(力加減は)7~8割ですね」と、順調な回復ぶりを口にした。今キャンプではリハビリ中心になるそうで、「今できるメニューを一日一日、しっかりとこなしたい。その一歩ずつが必ず復帰につながると思って、一つのメニューを大事にやりたい」と前向きに話した。
■指揮官は5月めども
今季は打者に専念し、実戦復帰後も投手としてのリハビリを継続しながら、2020年の二刀流完全復活を目指す。今季から指揮を執るブラッド・オースマス監督は、大谷の復帰時期について「全てが順調なら5月のどこかでと思っている」と明言。「投打の二刀流は新しい領域で、長く両方できるように守る必要がある」と、依然として慎重な姿勢を崩さない。