ビーチW杯予選QF ラモスJは強豪イランに延長で逆転勝利
ところが「砂に引っかかって思わぬところに飛んでいった」(奥山)ボールを右足インサイドでシュートしたが、ゴール左に外れてしまった。
絶好機を外すと試合の流れは、得てして相手のモノになっ てしまう。
第1ピリオドの残り3分33秒。イランがFKで先制すると日本代表GK照喜名が、1分もしないうちにミスを犯した。
ピッチ中央当たりからのイランのFKは、砂の上をバウンドしながらGK照喜名の正面に飛んで行った。デコボコの砂の場合、ゴール手前で不規則なバウンドとなることが多く、ボールを迎えると失点のリスクが高い。
なのでGKは、バウンドの回数そのものを減らすために手前まで来たボールを<前方に飛びかかって>キャッチする。しかし、待ち構えてしまったGK照喜名の手前でポーンと跳ね上がり、頭上越しにボールが日本ゴールに吸い込まれた。
第1ピリオドが終わった時点でイラン2ー0日本。審判団のイランびいきのジャッジもあり、日本は攻守に手 詰まり感がアリアリだった。第2ピリオドの残り6分、大黒柱のFPオズが試合の流れを手繰り寄せる<ズル賢い>プレーを見せた。