若手中心&序列主義の森保JでカタールW杯目指す香川の覚悟
「真司君が入って何か変えられそうな雰囲気があった」とコロンビア戦後に堂安が残念そうに話したが、おそらく香川も同じことを考えたはず。
■「自分が付け足せるもの」
「森保日本のエースは香川ではなく中島」という声が一気に高まり、得点に絡めなかったことも含め、3月2連戦は不本意だったに違いないが、彼自身は厳しい立場を認識した上で代表生き残りに全力を注ぐ覚悟だ。
「今回は麻也(吉田=サウサンプトンDF)や佑都(長友=ガラタサライDF)が(3月シリーズに)来てなかったし、代表も転換期を迎えている。10年南アフリカW杯の後、僕ら若手が中心になっていったように、若い選手がどんどん出てきている。それは非常に良いこと。しかし、その流れに打ち勝つために自分も戦い続けなきゃいけない。お互いに刺激を与えながら切磋琢磨できればいい」(香川)
次なるターゲットとなる6月のコパ・アメリカ(南米選手権=ブラジル)参戦。ベシクタシュとの契約次第ではあるが、香川自身は「ぜひ行きたい」と熱望する。今度こそ<三銃士との融合>を進めたいと考えているからである。