ヘタフェ柴崎岳4カ月ぶり実戦に称賛も オフ放出は既定路線
「どんなにブランクがあろうが、相手が強豪セビージャだろうが、アイデア豊富なプレーを安定して見せられるところが<天才・柴崎>と呼ばれるゆえんです。スペインリーグでも柴崎のテクニックは十分に通用するレベルにあるが、クラブ首脳陣に『アイツも必死に頑張っている!』と思わせるだけのガムシャラさを感じさせないのが大きなマイナス。さらに言うと中盤での華麗なプレーに満足しているのか、ゴールという<目に見える結果を残せない>のも、柴崎が戦力外に甘んじている要因のひとつ。個人的にも期待値が高い分、非常に残念に思っています」
今季のヘタフェは<背番号10>がピッチにいなくても好調を維持。
中位をウロウロしているのがお似合いの中堅クラブが、セビージャ戦の勝利で首位バルセロナ、2位アトレチコ・マドリード、3位レアル・マドリードに次いで4位。来季の欧州CL出場圏内で踏ん張っている。
残念ながら――。
このままの順位をキープしてCL出場を果たしても、放出が既定路線の柴崎が桧舞台でプレーすることはない……。