巨人は痛い1敗…エース菅野離脱と“天敵”東の蘇生でWパンチ

公開日: 更新日:

 広島に首位の座を明け渡した前日21日には、腰の違和感を訴えたエースの菅野が登録を抹消された。原監督は「そんな重症ではないと聞いています」と話したものの、最短の10日間での一軍復帰については、「神のみぞ知る、でしょうそこは」と言葉を濁した。

 気を取り直すように、「こういう時は当然ある。そこはみんなでカバーして」と話していた矢先、ここまで3勝1敗(防御率1・98)と好投していたドラ1新人の高橋がプロ最短の4回3失点でマウンドを降りた。菅野と並ぶ先発ローテーションの柱を担う山口も19日の中日戦で2試合連続KO。こちらは、評論家諸氏から投球フォーム矯正の必要性を指摘されている。

 中日に勝って9連勝とした首位・広島との差は1・5ゲームに開いた。エースの離脱でチームに漂い始めた暗雲ムードを払拭できなかったことを含め、確かに「痛い1敗」と言えそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動