巨人は痛い1敗…エース菅野離脱と“天敵”東の蘇生でWパンチ

公開日: 更新日:

巨人にとってこの日の試合は大事でした」

 OBで評論家の橋本清氏がこう言った。22日のDeNA戦。巨人打線は相手先発の東に六回途中1失点と好投を許したのだが、

「巨人は昨年、東に6戦5敗とコテンパンにやられました。左ヒジを痛めたその天敵を今季初登板となった6日の試合で3回8得点でノックアウトしており、2回目の対戦となったこの日も攻略できれば、東に苦手意識を植え付けることができたのですが……」

 というわけだ。

「東の投球の軸となるのは直球とスライダー、それに決め球のチェンジアップです。それに対してこの日の巨人打線は真っすぐを打つのか、スライダーを打つのか、打者の狙い球がはっきりしない印象で、ワンバウンドのボール球に手を出すシーンも散見された。チーム全体で攻略しようという意識が希薄に見えてしまったのが残念でした。東はこれで自信を取り戻したと思う。天敵を蘇生させてしまったとすれば、巨人にとっては痛い敗戦です」(橋本氏)

 試合後の原監督も「いずれにしろ、攻撃陣が1点ではね……」と言葉少なだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も