悲願メジャーVへ 30歳“安定”ファウラー5アンダーの好発進

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 昨年大会は2日目が終わって9位タイにつけながら、3日目は強い風が吹き始めた昼過ぎにスタート。

「午前組と午後組ではコース状況がまったく変わり、笑うしかなかった」と84をたたき61位まで後退。それでも最終日は4日間ベストの65で回り、20位まで盛り返す意地を見せた。

「とてもハッピー。ストレスを感じない66だった。もっとスコアを伸ばせたかもしれないが満足している。攻めのゴルフもできるが、痛い目にもあう。過去18カ月で自分のゴルフは大きく変わっている。世界最高のプレーヤーたちを打ち負かすことができる」(ファウラー)

■機運が熟した

 2010年は新人王に輝き、長くヤングガンズ(若手プロ)の代表として注目されてきたが、すでに30歳。ガムシャラにプレーした20代と違い、プレースタイルも落ち着きを見せる。メジャー勝利の機運が熟してきたようだ。

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