“ぬるま湯”女子ゴルフと正反対 やり投げV北口榛花の心意気

公開日: 更新日:

 あまりに対照的だ。

 ゴルフの国内女子ツアーは、4日開幕の新規大会「資生堂 アネッサ レディスオープン」(神奈川・戸塚CC)で後半戦に入る。今大会の優勝賞金は2160万円とビッグだ。

 それにしても、今の女子プロは恵まれている。例えば「黄金世代」と呼ばれる20~21歳の選手で世界を相手に戦っているのは畑岡奈紗(20)だけ。他はコースがやさしく、レベルも低い国内ツアーで「ビジュアル系」だ「美人プロ」だとチヤホヤされてガッポリ稼いでいる。

 5月のサロンパス杯でプロ初Vの渋野日向子(20)は、今季すでに5270万円超の賞金を手にしている。尾崎将司に指導を受けている原英莉花(20)も、6月のツアー初優勝で4800万円以上の稼ぎがある。

 今季2勝の勝みなみ(21)は5000万円を超え、生涯獲得賞金は、すでに約1億1800万円だ。

 国内の女子ツアーはバブル景気。実力と稼ぎは必ずしも一致しているわけではない。毎年国内で1億円以上の賞金を獲得する鈴木愛(25)でさえも、海外試合に出ればサッパリだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動