サッカー選手“フライデー第1号”のモテ男 都並敏史さんは今
働きづめで大変そうだなぁ。しかし、すこぶる笑顔で楽しそうだ。
「僕が高校を卒業して、読売クラブでやり始めた頃の雰囲気と重なるんです。クラブからの初任給は6万円で、ほかでアルバイトしながらサッカーをしていました。試合のお客さんは800人とか、今の状況と本当によく似ている。まぁ、自分でやるのと、監督やるのとは気苦労がまったく違いますけど。ブリオベッカ浦安は今、関東リーグ1部で戦っていて、ここで優勝してJFLに昇格するのが目標。僕はこれまでJ2のベガルタ仙台、セレッソ大阪、横浜FCの監督を務めてきましたけど、今はこれまでとは別のアプローチで、選手を下から支える意識でコミュニケーションを取るよう心がけています。監督って何回やっても奥深い面白い仕事だと思いますね」
この1月から浦安市内で単身赴任生活を始め、休日だけ家族のいる東京・世田谷に帰る。
「世田谷が生まれ育ったところで、妻と一番下の25歳の娘と犬がいるもんで。長男(智也)は茨城(関東リーグ2部のアイデンティみらい)、次男(優太)は奈良(JFLの奈良クラブ)でサッカーをやっていて、家にいる娘の梨緒奈はプロ歌手を目指してバンドを組んでいます」