大谷もチームも振るわず…エンゼルス“費用対効果”実は最悪

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(25)は小休止といったところか。

 28日(日本時間29日)のオリオールズ戦に「3番・DH」で出場したが、4打数無安打だった。

 前日の試合ではトラウト、大谷、プホルスと、チームの看板打者3人がそろって本塁打を放ちながらオリオールズに7―8で競り負けた。大谷は1点を追う三回、真ん中低めスライダーを中堅方向に運ぶ15号ソロ本塁打。後半戦初の一発を放ったうえ、1点ビハインドの九回2死二、三塁では敬遠された。にもかかわらず、勝利には結び付かなかった。

 28日現在、69試合に出場して打率.288、15本塁打、42打点と、3番打者としての務めは果たしている。

 それでもエンゼルスは地区首位のアストロズから13ゲームも離された3位。貯金3でワイルドカードによるプレーオフ進出も厳しいのが実情だ。

 現在のチーム総年俸約193億円は、30球団中6位。地区首位を走るドジャースやアストロズより高額なのに、成績が振るわない。中でもヒドいのは投手陣で、チーム防御率4.95は、30球団中22位。ドジャース(3.32=1位)やレイズ(3.50)から1点以上、水をあけられている(前日終了時)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動