大谷に続くか…マッケイ育てたレイズの二刀流育成システム

公開日: 更新日:

 レイズの二刀流がメジャーデビューを果たした。

 2017年ドラフト1巡目のブレンダン・マッケイ(23=ルイビル大)だ。6月29日のレンジャーズ戦で先発し、6回無失点の好投でプロ初勝利を挙げると、中1日で7月1日のオリオールズ戦に指名打者として出場した。

 二刀流といえば、エンゼルスの大谷翔平(24)。エンゼルスは入団当初から先発6人制の導入を巡って右往左往するなど起用法に関して手探り状態が続いている。

 レイズは、17年オフに大谷獲得に乗り出した球団のひとつ。レイズの地元紙によると、球団上層部はもちろん、インターンまで総出でプレゼン用の資料作りに駆り出されたそうである。その際、参考にしたのがマッケイの育成プランだという。マッケイは入団してまず、マイナー全7組織の5番目にあたる「ショートシーズンA(A-)」に所属、昨季はルーキーリーグや1Aでプレーし、今季は開幕から2A、3Aとトントン拍子に階段を上がってメジャーデビューを果たした。

 レイズは、マッケイの二刀流を成功させるため、球団を挙げて入念に育成プランを練り、当初の予定通り今年のメジャー昇格にこぎつけた。在米マスコミ関係者が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭