新契約と副収入で稼ぎ破格 渋野日向子メジャー制覇の値段

公開日: 更新日:

■宮里の年間副収入3億円

 左手首の故障を理由に2011年限りでトーナメントから退いた古閑美保は通算12勝を挙げ、08年には賞金女王にもなった。テレビ出演した際には「貯金は5億円以上」と公表。古閑は両親との約束で「賞金には一切手をつけてない」というから、生涯獲得賞金の約5億6800万円が丸々残っていたのだろう。

「それは本当だと思います。古閑はトーナメントで活躍していたころは、所属、ウエア、用具契約などで年間2億5000万円以上の収入があったはずです。(宮里)藍ちゃんも所属のサントリーを含めてスポンサー7社から年間総額で3億円が入っていましたから」(ツアー関係者)

 ならば、全英女子オープン優勝で「時の人」となった渋野はどうか。すでに、プロ初優勝直後にもウエア契約のオファーが殺到。5月中旬に横峯さくらも契約している「ビームスゴルフ」に決まった。

 あるマネジメント会社の関係者が言う。

「彼女の笑顔は多くの人を引きつけ、東京五輪の代表も視野に入った伸び盛りの若手です。しかし、すでに7社とスポンサー契約をしている。所属契約はRSK山陽放送。ウエアはビームス、クラブはピン、シューズはナイキ、ボールはタイトリスト。袖ワッペンのミック工業(空調建築関連部品製造)とキャンディル(建築業)とも契約を結んでいる。どのスポンサーも全英優勝前の契約ですから大した額ではないはずです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”