仙台育英・須江監督に聞く“中高一貫校”の仕組みとメリット

公開日: 更新日:

――中学では高知中をはじめ高知の学校と交流を深めています。

「(1年の)笹倉や伊藤たちは、高知高の森木君とは中学時代から仙台と高知でお互いがホームステイをしたり、とても仲良くしている。目の前にすごい選手がいるというのは、かなり刺激になると思います」

――中学に特待生や推薦制度はあるのですか?

「ありません。受験勉強を経て入ってもらう形です。たとえば笹倉は小学6年のときに見て、粗削りながら、とんでもないパワーを秘めているなと思った。岩手出身で中学から親元を離れるのはなかなかできないと思いますが、お母さんと本人に『自分の可能性を磨けるところでやった方がいい。ぜひ、受験してくれませんか』と話をし、受験勉強に励んでくれました」

■1学年10人が理想

――勉強も必要となるとスカウティングは簡単にはいきませんね。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動