八村のリップサービスは災い招く W杯レフェリーには要注意
米プロバスケットボールNBAの日本人ルーキーが、ゲームのキャラクターに起用された。
ワシントン・ウィザーズの八村塁(21)が15日、NBA公認ゲームソフト(2020年版9月発売)のアンバサダーに就任。都内で行われた販促イベントに出席した八村は、ゲーム内で自身のキャラクターがプレーしていることに「ドラフトされたとき並みに感激した」とリップサービスした。
八村は明成高卒業後に渡米し、3年間の大学生活を送ったこともあり、アメリカ人のようにサービス精神が旺盛だ。社交辞令もうまく、これまでも食品メーカーと携帯電話会社の2社とスポンサー契約した際には「(即席麺は)子供の頃から食べていました」「(携帯を)家族全員で使ってました」とあいさつ。スポンサー企業の関係者を喜ばせた。
八村は、持ち前の口達者ぶりをコートでも発揮しており、チームメートへの自己主張、戦術を指示するのはもちろん、興奮するあまり審判のジャッジにクレームをつけることも珍しくない。
ウィザーズ入団後、初の凱旋試合となったニュージーランドとの強化試合では、相手との接触によるファウルを取られると、身ぶり手ぶりを交えて抗議。米国のNCAA(全米大学体育協会)やNBAのレフェリーのジャッジを持ち出して「今のを(ファウルに)取るのはおかしい」と執拗に食ってかかるシーンもあった。