八村塁がNBA新人王候補入り 大都市と日本の組織票が後押し
日本人ルーキーが新人王候補に名を連ねた。
NBA公式サイトは19日(日本時間20日)、選手間投票の結果を発表し、2019―20年シーズンの新人王候補にワシントン・ウィザーズの八村塁(21)が名を連ねた。
投票は今年6月のドラフトで指名された新人選手を対象に実施。新人王部門のトップは35%の得票があったニューオーリンズ・ペリカンズに全体1位指名されたザイオン・ウィリアムソン(19=デューク大)だった。
ウィリアムソンは、最も身体能力の高い選手部門でも87%でトップ。10代にして即戦力ルーキーと期待される全体1位選手が支持されたのは当然としても、八村にも得票があったのはゴンザガ大でのプレーを評価するルーキーが少なくないからだろう。
NBAの表彰はMLB同様、記者投票(放送関係者を含む)で決められてきたが、昨年からファン投票も導入された。
記者投票と同様に、ファン投票も1票としてカウントされるだけに、実力に加えて人気や話題性のある選手にも票が集まる傾向にある。