星稜・奥川は評価うなぎ上り 佐々木超えの6球団1位指名も
【写真特集】履正社が初V 星稜奥川は完投も準優勝に涙
オリックスの由田スカウトもこう言う。
「春より甘いボールが減り、力んでも球が浮いたり、シュート回転しなくなってきた。全体的に低めにボールが集まるようになり、縦のスライダーもさらに割れるように落ちている。最大の武器は、左右打者へのアウトローへの制球力。左打者の膝元へのスライダーにしても、プロでもあのコースに投げられる投手はなかなかいない」
■凄みが出てきた
さらにセ球団の関係者は、「完成度の高さは、大船渡・佐々木よりも上。ケガさえなければ、1年目から10勝できる力はある。甲子園前は佐々木人気が高かったが、夏に飛躍を遂げた奥川に指名が集中する可能性は十分にある」と、こう続ける。