田中との対決が注目も…雄星獲得見送ったヤンキースの慧眼
昨年12月上旬、ウインターミーティングが行われている米ネバダ州ラスベガスのホテルで、ヤンキースのキャッシュマンGMと代理人のスコット・ボラス氏のツーショットが複数の関係者に目撃されている。
報道陣に囲まれたキャッシュマンGMは、西武からポスティングによる移籍を目指す菊池雄星(28)に関して「(獲得の)候補として語るだけの価値がある」とコメントしたから、2人はかなり突っ込んだ話し合いをしたようだ。
サバシア(39)、オフにマリナーズからトレードで獲得したパクストン(30)に続く3人目の先発左腕を欲しがっていたヤンキースはしかし、菊池獲得を見送った。
昨季、ブルージェイズとヤンキースで17勝(6敗)を挙げ、FAになっていた左腕のJ・A・ハップ(36)に2年38億円の大金を投じて再契約したのだ。
「ヤンキースは菊池の制球難や、特定球団に苦手意識を抱く脆弱な精神面を問題視したと聞いています」とは東海岸のさる代理人関係者だ。
27日(日本時間28日)は、その菊池と田中将大(30)の投げ合いが注目されている。