ドロップしたボールがホールに近づいてプレーしたケース
カート道路にボールが止まり、救済を受けてニアレストポイントから1クラブレングス以内の救済エリアにドロップした。
ところが、ボールは救済エリアの外に飛び出て、元のボールよりわずかにホールに近づいて止まった。再ドロップが面倒なので、そのままプレーした場合、ルール上どうなる?
①少しぐらいホールに近づいても誤差のうち、罰はない。
②「救済エリア外」からボールをプレーしたことで1罰打を受けるが、そのままプレーできる。
③「救済エリア外」からボールをプレーしたことで2罰打を受けるが、そのままプレーできる。
■解説
救済のドロップが、救済エリアの外に出たり、元のボールよりホールに近づいて止まった場合は「間違ったドロップ」であり、再ドロップしなければなりません(2019年新ルール/規則14.3)。再ドロップが再び同様の場合は、再ドロップしたボールが最初に落ちた地点にプレースしてプレーを続けます。ボールは取り換えることができます(規則6.3b)。