2年連続パV逸&契約満了も…ソフトB工藤監督“続投”の裏事情
「正式発表がいつになるかはわかりませんが、続投はほぼ決定と聞いています」
さる球団OBがこう話すのは、今季で3年契約が満了するソフトバンクの工藤監督(56)の去就に関してだ。
2015年の就任1年目から5年間でリーグ優勝2回、2位が3回。15、17、18年には日本一を達成した。今季で2年連続V逸とはいえ、CSを突破し、日本シリーズに駒を進めている。
これだけ成績を残せば続投は当然……と言いたいところだが、実情は異なる。
冒頭のOBは「今季、仮にCSファーストステージで負けていたり、西武になすすべなく負けていたら、球団内で審議の対象にはなったでしょうね」と言う。
成績だけを見れば文句のつけようがないものの、そこは豊富な資金力を誇るソフトバンクだ。選手総年俸は、もっか4年連続12球団トップ。球団サイドが求めるものも当然、大きくなる。本来の“ノルマ”はリーグ優勝した上での日本一だ。
前出のOBは「確か3年契約2年目の16年オフのことです」と、こう続ける。