プレミア12で韓国は侍Jをどう見たか 戦力分析担当に直撃
雪辱を果たした。
17日、侍ジャパンはプレミア12の韓国との決勝戦に勝利。目標だった“世界一”を達成した。
大会2連覇を逃したものの、韓国は主砲パク・ビョンホら強力打線がチームを牽引。ネット裏で視察していたメジャースカウトがこう言う。
「野手に限れば日本人よりも韓国人の方が評価が高い。近年はイチローのような巧打者タイプよりも、162試合を戦うタフな環境に耐えられる身体的な丈夫さ、スイングのスピード、パワーを重視しています。今大会、日本には鈴木(広島)のような優れた選手もいましたが、全体的に見ると韓国の方がメジャー好みの打者が多いですね」
韓国プロ野球はもともと、力勝負を重視するメジャーに近いスタイル。今季は、「飛ばないボール」が導入され、リーグ全体の本塁打数は減ったものの、確かに今回の打線も迫力があった。
来年の東京五輪、そして、2021年の第5回WBCでも日本のライバルになるのは間違いないが、韓国代表は侍ジャパンをどう見たか。戦力分析担当としてチームに帯同したキム・ピョンホ氏を試合前に直撃した。