プレミア12で韓国は侍Jをどう見たか 戦力分析担当に直撃

公開日: 更新日:

韓国が日本より優れていると思うのは打者のパワー、技術です。投手は日本の方が上でしょう。制球、変化球が良い投手が多く、投手力が日本の一番の長所だと考えています。今回は菅野(巨人)が出場していませんが、たとえばリリーバーの甲斐野(ソフトバンク)は最速158キロを投げるスピードボーラー。フォークも素晴らしい。彼のような速い球を投げる投手は韓国にはなかなかいない。日本に勝つためには、投手の制球力が重要になる。ただ、見ていて思うのは、日本はフォークやスプリットを投げる投手が多く、肘のケガが心配だということ。韓国では投手の体に考慮して、フォークよりもチェンジアップを投げることが多い。米国と同じスタイルです」

 キム氏は野球の環境についても言及した。

「もともと、日本と韓国では、野球の競技人口に大きな差があります。日本は高校野球が活況ですよね? 韓国の高校で野球部があるのは、60~70校です。それだけ日本は優秀な選手が出てくる土壌があると思います」

 五輪に限れば、日本は韓国に4連敗中。プレミア12を制しても、油断はできない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差