来年1月発表の米野球殿堂 松坂大輔の元同僚2人が候補に
往年のスター選手がノミネートされた。
レッドソックスは3日(日本時間4日)、来年の野球殿堂の候補リストに、2000年代の黄金時代を支えたデビッド・オルティス、マニー・ラミレスの2人がエントリーされたと発表した。オルティス、ラミレスとも現役時代はチャンスに強いクラッチヒッターとして名を馳せ、04年には86年ぶりの世界一に貢献し、いわゆる「バンビーノの呪い」から解放させた。07年にも松坂大輔(現西武)、岡島秀樹(現解説者)とともにチャンピオンリングを獲得した。
20年の野球殿堂入り選手は来年1月に発表されるが、2人同時に選出されることはなさそうだ。複数の米メディアによれば、オルティスの選出は確実視されているものの、現役時代にドーピング違反を犯したラミレスの評価は割れている。米国では禁止薬物に対して厳しい視線が向けられており、ラミレスは選考委員の支持を得られないとの見方が有力だ。
かつてのスター選手は明暗を分けそうだ。