ブルージェイズ山口は厳しい契約 出来高稼ぐなら先発のみ
山口は日本での経験を買われ、リリーフとしての起用も検討されているそうだが、セットアッパーやクローザーでは満額の出来高をクリアするのは不可能だ。昨季、ア・リーグの救援投手による最多イニングは今季、同僚になる右腕ガビーリオの95回3分の2。リーグ最多の80試合に登板したアスレチックスの右腕ペティットですら83回だった。仮に山口が救援で起用され、昨季の同僚右腕のように90回に達しても、出来高は30万ドル(約3300万円)にとどまる。
来年の7月で33歳になるベテラン右腕が移籍1年目からシーズンを通じてローテを守るのは難しいものの、より多く稼ぎたいならスターターの先発にしがみつくしかない。
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