大谷の“正妻”決定 インテリ捕手から叩き込まれる肉体強化

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(25)の女房役が決まった。補強ポイントのひとつだった正妻候補としてジェイソン・カストロ捕手(32=前ツインズ)と1年685万ドル(約7億4000万円)で合意。今季、二刀流に復帰する大谷は、メジャー10年目のベテラン捕手とバッテリーを組む。

 カストロはアストロズ、ツインズと渡り歩き、通算825試合に出場し、打率・231、86本塁打、292打点。2013年にはオールスターに選出された。西部の名門スタンフォード大3年次の08年、ドラフト1巡目(全体10位)指名されてアストロズに入団。大学では経済学を専攻し、プロ入り後に単位を取得して卒業した。メジャーでは有数のインテリとして知られ、グラウンドではもちろん、クラブハウスでも大谷にとって心強い存在になりそうだ。

 このベテラン捕手はオフに、カリフォルニア州のトレーニング施設にオーバーホールを兼ねて滞在、トレーニング法や体に関する知識を深めているからだ。

 これまで所属したアストロズ、ツインズでは若手、特に投手に故障しにくい体づくりをアドバイスしてきた。バッテリーを組んだ投手のフォームの乱れや球筋から異常を見抜くことにもたけていて、その結果、故障を免れた若手は少なくなかったという。自身の体への投資を惜しまなかったことから、マスクをかぶる激務をこなしながらも、18年に右膝半月板を手術するまでは、長期欠場を強いられる故障とは無縁だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も