ロッテ佐々木朗希「苦しい疲れた」吐露も…向上心もう満点
「野球を一日やるので、すごく疲れます」
4日、一軍キャンプが終了する13日以降も一軍に帯同することが決まったロッテの佐々木朗希(18=大船渡)が、第1クールの4日間をこう振り返った。
他の選手よりメニューは軽めとはいえ、早朝から夕方前まで、野球に明け暮れている。常に多くのファンや報道陣が注目しており、精神的な疲労もあるだろう。中でもランニングメニューについては「苦しいです」と吐露。この第1クール中は何度も「疲れました」と口にした。故障に配慮して練習メニューのいくつかは短縮されたり、カットされたりした。入団前から課題とされてきた体力面に関しては、吉井投手コーチも「一日や二日でつくものではなく、何年かかけてやるもの」と話しており、まだまだ向上の余地がある。
その一方で、頭の中もたくさんの汗をかいている。
吉井投手コーチが発案した30~40メートルの遠投、逆傾斜を利用した投球練習など、新しいことに取り組む際にも、「言われたことをしっかり整理して練習できている。たくさんのことを吸収したい」と本人は言う。