初マルチのレイズ筒香 大谷も苦しんだのに打てるカラクリ
2015年オフにはプレミア12に出場したあとに、ドミニカ共和国のウインターリーグに参加。それ以前には、わざわざ米国で自主トレをやったこともある。チーム内の外国人選手に対しては積極的に話し掛け、ラテン系選手とは通訳抜きで意思疎通が可能だったとも言われている。メジャーでプレーするための準備は、グラウンド内外で着々と進めてきたのだ。
「オープン戦はまだ始まったばかり。これから一線級と山ほど対戦することになるし、問題は苦手なコースを攻められたときでしょう。現時点ではデータも少なく、外角中心の攻め方をされていますが、筒香は内角速球を苦にする。そこさえクリアすれば公式戦も期待できるのではないか」
とは前出のスカウトだ。